光差し込むアットホームデイサービス!
施設長は元舞台役者
練馬区の閑静な住宅街にある「デイサービス ゆいまーる」。
ここの特徴は何と言っても、施設長の星さん。デイサービスをする前は、なんと舞台
役者として活動し、地方公演も行っていた経歴を持つ。
その経験を活かして、ゆいまーるでは星さんをはじめ、みんなの歌声がよく響いている。
外観は、一見デイサービスというよりごく普通の一軒家。
これは「デイサービスに来た」というのではなく、「知り合いの家に遊びに来た」というイメージで来ていただきたいという星さんの思いが込められている。
内装も白を基調としたシンプルなおしゃれ感。
間取りもあえて一般の家と同じように作られており、介護施設の感じがなく居心地も良くなっている。
厨房はオープンキッチンタイプ。料理を作りながら「この匂いなんだと思う?」という一般家庭でよくある会話で溢れている。
もう一つのこだわりは、光が多く差しむような設計になっておりとても明るいこと。
どの部屋にも大きな窓が付いており、初めて見学される方は明るさに驚かれることが多い。
そんなデイサービスゆいまーるの星さんを取材した。
<取材協力 / デイサービス ゆいまーる 施設長 星 芳恵さん>
共通する介護と舞台!活かせる劇団経験
一見“舞台”の経験は、介護とは全く関係ないように思えるが、介護の現場ではどんな経験も活かすことができると星さん。
舞台経験が活きるところについて、
「舞台に立つという事は、自分に注目を引き付けなければいけません。
介護の現場でも、利用者の方を引き付けて、どれだけ心を掴めるかが重要になります。
そういった所は舞台で培った経験が活かせていると思います。」
と話す。
また、舞台で鍛えられた歌は、利用者さんを魅了することだけでなく、ときには一緒に歌うことでコミュニケーションの一つになり、それが利用者さんの健康増進にもつながっている。
劇団では“人に見せる見られる”ということが喜びになる。
そんな経験があるからこそ、利用者の方にどうやって楽しんでもらうかを追求したくなる。
また来たい!と思ってもらえる楽しい空間にするには、スタッフ全員で取り組むことも必要だ。
それは、
「舞台で主役、脇役関係なく、皆でひとつのものを作り上げるのと同じです」
と話す。
誰にでも当たるスポットライトの存在
「こういう仕事をしていると、”女優にならなければならない”所があると思うんですよね。」と星さん。
介護をするスタッフ、自宅で介護する方は、誰かのために楽しくさせたり、何かをしてあげたりしている。それはその相手や周りの人からも注目されているはずだ。
またその経験は、これからどんなところでも活かせる大きな力になる。
星さんは、利用者の方にも光が当たる瞬間があるという。
自分の思い出や好きなことを話して笑っているとき、その表情は生き生きと輝いている。
星さんは、ゆいまーるを
「これからも利用者様のやりたいこと、やれることのお手伝いをしながら、一緒に幸せな日常を作っていきたいです。」
と話す。
<関連動画>
【練馬区】光がテラスハウス!明るさ全開のお家デイサービスを紹介!
取材日:2014年12月18日
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