元プロボクサーが代表!
本格的ボクシングデイサービス
東京都板橋区にあるデイサービス ユアハピネス。内装は通常のデイサービスと明らかな違いがある。それは設置されたリング。
ここは驚くことに機能訓練の一つとして、本格的なボクシングが取り入れられている。
当然、要介護の認定を受けた方も来られるため、ボクシングは椅子に座って行う。
何より利用者さんにとってはストレス発散になり、運動好きな方が多く通うデイ
サービスだ。
開設したのは、元プロボクサー。開設した当初は、デイサービスでボクシングをする
ことは前代未聞だったため、なかなか浸透しなかった。
今となっては、見学に来られた方はほとんど通われるという。
今回はデイサービス ユアハピネスの管理者、遠藤 充さんを取材した。
<取材協力 / デイサービス ユアハピネス 管理者 遠藤 充 さん>
本格的なボクシングを追求!
欠かせない縄跳びも独自開発
開設したのが元プロボクサーということもあり、みんなで一斉にする一般的なボクササイズとは違い、一人一人ミット打ちを行うほど本格的。
まず利用者さんがつけるグローブやミットは、実際にボクシングジムでも使われているものを使用。そんな中でも、利用者さんが怪我をしないように独自のノウハウで安全性を確保している。
ボクシングにはかかせない縄跳びも、椅子に座りながらでもできるように、試行錯誤と改良を重ねて独自の縄跳びを開発するほどの徹底ぶり。
利用者さんたちは、とても爽快感を感じられている様子。
「まさか高齢になってからボクシングができるなんて思わなかった」という利用者さんも。
チャンピオンと触れ合うイベント!
間近で触れる初めての格闘技
ユアハビネスでは定期的にいろんなイベントを企画、実施している。
中でも元プロだからこそ実現できたと言っても過言ではないのが、ボクシングの東洋太平洋チャンピオン高橋良輔選手と総合格闘技の大山峻護選手が来られたイベント。
選手を相手に、利用者さんがミット打ちなどをして触れ合った。
また実際に代表と高橋 良輔選手がスパーリングも実施したときは、
「初めて格闘技に触れた利用者さんも多くて、かなり興奮されていました。」
と遠藤さんは話す。
ボクシング以外の機能訓練の成果
日常に活かせる歩行訓練
歩くことは人間の根本。
歩けなくなることで外出の機会が減り、引きこもってしまうケースも多い。
そのため、ユアハピネスでは歩行訓練にも力を入れている。
歩行訓練は、できるだけ日常でも行う動作に、より近づけたものを行っている。
例えば、手すりがあるところの歩行動作であったり、浴槽をまたぐ動作などだ。
多くは、利用者さんから「こういったときに困った」、「これができなくなった」という意見を元に、メニューが作られている。
しっかりとした歩行訓練で下半身、ボクシングで上半身を鍛えることで、無理なく全身の機能訓練が行える。
ボクシングと利用者さんに合わせた独自メニューで、生活の向上と楽しく通えるデイサービスユアハピネス。
遠藤さんは
「週2回来ても疲れないようにメニューを作っています。楽しさがあることが継続できるポイントです」
と話す。
デイサービス名 デイサービス ユアハピネス
東京都板橋区東坂下2-4-15 地図>>
アクセス 都営三田線 蓮根駅から徒歩10分
JR埼京線 浮間舟渡駅から徒歩10分
TEL 03-5914-0388
FAX 03-5914-0380
サービス提供時間 午前 9:00~12:15
午後13:45~17:00
定休日 土・日
サービス利用地域 板橋区全域、北区の一部、戸田市一部
<関連動画>
【板橋区】デイサービスにリング!?ボクシングでリフレッシュ!
取材日:2014年8月5日
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